中古車は勿論ですが、新車も下地処理は非常に重要です。
新車は長い期間を経て納車されます。その過程で少なからず雨じみ、油脂物、付着物が付着していますので、しっかりとした下地処理が必要不可欠です。
特に高品質のコーティング剤を施工する際は研磨なしでは剥離するリスクが高まりますので、下地処理の出来がコーティング剤の定着性に影響を及ぼすともいえます。
また下地処理は研磨に留まるものではありません。当店では洗車から脱脂まで、全てが下地処理の工程と考えています。
各作業工程では車両の状態に合わせた様々なケミカルや工具を使用し、コーティング施工に理想的な下地を作り上げます。
最も重要な研磨においては、最新のポリッシャー、研磨剤、バフ、ケミカルなどを使用し、技術力の向上を図っています。
■新車
今の新車は昔と違い塗装の厚みは薄い傾向にあります。
従来からある工法のように作業効率に優先したスピード、圧力を重視した磨きでは塗装に高熱が発生し、塗装は極端に薄くなってしまいます。新車に合った磨きをしないと塗装がゆず肌のようにボコボコになってしまいます。
これをさけるためには、作業スピードを落とさずも塗装に熱負担をかけない研磨方法が必要です。
当店ではスピードと維持しつつも圧力をほとんどかけずに塗装に熱が発生しにくい研磨方法により、新車塗装の膜厚の余力を十分に残すことが可能となっています。
■中古車
経年車ほど作業効率を求めるあまり早いスピード、熱と高圧力をかけた磨きをしがちですが、それでは塗装に大きな負担を与え膜厚も極端に減ってしまします。
中古車販売店で展示されている車両をみるとグルグル傷などの磨く傷が多いのもこの影響を大きくうけています。
当店では傷に対して切削力の高いポリッシャーとコンパウンドを使用いたします。
一般的に切削力が高いと磨き傷が入りやすくなりますが、当店では一般的な塗装(ソリッド塗装除く)に対してのマッチング能力も高く、磨き傷が入らない工法となります。余計な磨き傷がはいりませんので、ボディ塗装にとっても負担がすくないです。
薄く磨がれた塗装面は新たな艶が引き出され、光沢を取り戻すことができます。
新車=完璧な状態という車両はほとんどありません。少なからず傷などはありますので適切な処理が必要となります。
202ブラックでも新車と中古車では研磨のアプローチは異なります。新車の方が磨き傷が深く入りやすい印象です。
202専用の研磨剤、ポリシングパッド、ポリッシャーを使用し調整しています。
下地処理、研磨
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