◆イオンデポジット、ウォータースポットとは?
シリカスケール、水ジミ、雨ジミ、水垢、ウロコ、クレーターなど様々な敬称がありますが、それらを総称してイオンデポジット又はウォータースポットと呼ばれています。 特に車のボディに付着する汚れの中で特には一番落ちにくく、悩んでいるお客様も多いのではないでしょうか。
◆イオンデポジット・ウォータースポットの原因
原因① 雨に含まれる酸性物質が太陽熱とあいまって塗装を腐食させる
原因② 水道水や井戸水に含まれるイオン物質が太陽熱による蒸発に伴い、塗装と結合し固着する
◆イオンデポジット・ウォータースポットの除去方法
方法① 酸によってイオンデポジット・ウォータースポットを溶解させる
方法② コンパウンドを使って磨き削りとっていく いずれも塗装面には負担がかかりますので、いかにイオンデポジット・ウォータースポットを予防するかがポイントとなります。
従来からあるガラスコーティングは耐久性や耐傷性については高いレベルにあると思っておりますが、イオンデポジット・ウォータースポットのシミの問題については、まだまだ課題がクリアできていない感じています。
実際に当店でもお客様からのご相談の多くは、他社ガラスコーティング施工後のイオンデポジット・ウォータースポットのシミの問題について。
ガラスコーティングはガラス被膜の性質・特性上、イオンデポジットやウォータースポットを引き寄せやすい性質をもっています。その為、従来からあるガラスコーティングでは毎月シミを除去する必要があります。
では、この問題をクリアするにはどうすればいいか?
当店では以下のようにイオンデポジットやウォータースポットの問題に対して対応しております。
・コーティング被膜自体の性質をイオンデポジットやウォータースポットを引き寄せにくい性質にする
・2層化によりイオンデポジットやウォータースポットの浸食を抑え、除去しやすくする
ガラスコーティングをご検討中のお客様・ガラスコーティングのシミでお悩みのお客様は安心してお任せ下さい。
コーティング剤に関しては実車テストを行っており、2~3年後の状態を検証した上でお客様へお勧めできるものだけを選定し取り扱わせて頂いております。
コーティング剤の選定の際は、汚れでも特に目立ちやすいイオンデポジット・ウォータースポットなどの無機物の汚れによるシミに焦点を当て、汚れの付きにくさ・除去しやすさを追求して選定しております。
カーコーティングをご依頼の際にはオーナー様との綿密なリスニングを行い、年式・カラー・使用状況・保管状態などに基づいて、お客様のご予算やご要望を踏まえた上で最適なカーコーティングの施工内容をご説明・ご提案させて頂いております。
当店の硬化型コーティングの場合、磨かなければ定着しつづけます。
撥水層がなくなっても磨かなければコーティング被膜層は存在します。
ただし、コンパウンドを含んだケミカルを使用した場合1回ではなくなりませんが、徐々に薄くなっていき、最終的には無くなります。
コーティング専用のメンテナンス剤の中にはコンパウンドを含んだものもありますので、ご使用する際はご注意ください。
施工してみないとわからないのがコーティング選びの難しいところ。
同じ種類のコーティング剤であっても含有する成分の違いにより、耐久性や美観の維持において差がでてしまうのが、逆に面白いことでもあります。
たとえばガラスコーティングはシミが付きやすいと言われてますが、それはその事例の1つであってすべてがシミが付きやすいわけではありません。
そして、コーティングの性能は下地処理が全てを左右するわけでもありません。
コーティングの施工の仕方やコーティング被膜層の構成によっても性能の差がでます。
当店では様々な検証を経て、安定したコーティング性能を発揮する施工を心掛けております。